外反母趾の痛みについてのお問い合わせが多かったので、自分の研究結果的な主観を書いてみます。
走る時に、例えば左足で地面をキックしたとき、右に傾いたとします。
この時、正常なランでは、つむじの位置が中心軸より2.5cm 右に移動するのは正常です。
体が最高地点に達してから、体の落下が始まると、地面に着地するまでは、意識でフォームを変えることはできません。
曲がって飛んだ体で落ちれば当然のように着地も曲がります。 これは、意識で制御できるものではありません。
曲がった体で立っていられるのは、アーチが低下したり、足首が捻じれて(プロネーション)くれて、バランスをとってくれるからです。
ここで、アーチを落とさない為のアーチパッドが入ると、足の裏の内側が高くなるわけですから、体は更に外に傾き、いよいよ膝を捻ります。
傾いた体で、キックすると、当然のように、キックの足も傾きます。
キックのときの外反母趾部を動画や画像で見たときに、足の指が捻られているならば、当然のように指の関節は壊れ続けます。
外反母趾は、そんなふうに親指の骨が捻られるのだと思っています。
曲がって飛んで、曲がって着地すると指を捻るなら、真っ直ぐ飛んで、真っ直ぐ着地できれば指は捻らない。
その方法が、インソールだろうと、五本指ソックスだろうと、外反母趾サポーターだろうと、動きを動画や画像で見て、結果が出ていれば、それでイイんじゃないですかね?