トレーニングによるシューズの使い分け

目的によってシューズを使い分けると・・・?


〜フラットソールの特徴〜

 

安定性がある

足への負担が少なく疲れにくい

×スピードが出しにくい

 

 

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★フラットソールは、トレーニング向きのシューズ

 

フラットソールは、ドリル」「サーキットトレーニング」などで履く事をオススメします。

基礎的な動きをする時こそ、裸足に近い感覚が重要になります。

 

自分の力で動く能力を身につける意味で、あえてフラットソールを選ぶのもアリです。

欲を言うと、全ての練習でフラットソールを選択する事で、

レースでより良いパフォーマンスを発揮できると考えられます。


〜セパレートソールの特徴〜

 

〇シューズの反発性を生かしやすく、スピードを出しやすい

重心移動がスムーズ

×足の一部に負担がかかりやすい

 

構造上走りやすい為、

「初心者向きのシューズ」と一般に言われる

 

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★セパレートソールは、スピードを出したい場面に

セパレートソールは、「インターバル」「ビルドアップ走」などで履く事をオススメします。

フラットソールよりスピードが出しやすく、スパイクより出しにくい・・・

その中間のシューズだと思って貰えると分かりやすいと思います。

 

セパレートソールの一番の特徴は、「スピードを出しやすい」ことです。

レースペースに近い動きを日常で取り入れる場合、フラットソールよりも動きやすいと思います。


〜スパイクの特徴〜

 

〇ピンがあるからスピードを出しやすい

〇レース向きに軽くなっている

×足にかかる負担が大きくケガのリスクが高い

 

★スパイクは、レースやレペテイション向きのシューズ

スパイクは、「レース本番」あるいは「レースを想定した練習」で履く事をオススメします。

言い換えると、レースに向けた「仕上げ」で履き、動きの確認程度で済ませるのが望ましいです。

 

よく目にするのが、練習でスパイクを履いている時間が長いケースです。

しかし、ケガのリスクなどを考えると、長時間スパイクを履いたり、

毎日スパイクを履いた練習は避けたいものです。

 


まとめると・・・

・毎回スパイクで練習すると、ケガのリスクの割にトレーニング効果が望めない

・スパイクの代わりとして、セパレートソールを使えば、

 ケガのリスクを下げつつ効率の良いトレーニングが望める

・スパイクを履くのは、レース感覚の慣らし程度で十分

・基礎的なトレーニングほど、フラットソールが望ましい

 

練習で良いパフォーマンスを発揮するより、本番でベストを出せるように練習する事が大切です。

「スピードが出るシューズ=ケガのリスクが上がるシューズ」である事を理解して、

シューズ選びの参考にしていただきたいと思います。