〜大腿筋膜張筋が硬いとこんな状態に〜
・骨盤の安定性が無くなる
筋肉が骨盤を引っ張り、骨盤が下がってしまいます。
反対に、張りが無いと骨盤が上がってしまいます。
つまり・・・骨盤の動きに大きな影響が出る為、体にグラつきが起こると考えられます。
例:片足立ちでバランスが取りにくい
・歩行時や走行時の動きに問題が起こる
筋肉の硬さが原因で、股関節が伸びにくくなります。
十分に伸びない事で、後ろの足を前に引き戻しにくくなると考えられます。
つまり・・・タイムに大きな影響が出てしまいます。
・腸脛靱帯炎(ランナーズ・ニー)
筋肉が硬いと骨との摩擦が起きやすくなり、腸脛靱帯炎につながります。
繰り返しの動作が炎症の原因になるため、 筋肉の張りなどが要因になるとされています。
関連記事:腸脛靱帯炎
※大腿筋膜張筋だけが原因ではないため、詳しい検査が必要です
関連記事:大腿筋膜張筋
①.足を後ろで交叉させる
〜Point〜
バランスを取るために壁などを使う
②.背筋を伸ばしたまま腰を落としていく
〜Point〜
背筋を真っ直ぐ伸ばして骨盤の水平を保つ
体重を後ろの足に預ける
〜悪い例〜
骨盤がつられて横に動く
★一連の動きはこんな感じです
椅子を使ったストレッチ
①.椅子に上半身をかける
〜Point〜
下の足をしっかり伸ばす
②.大腿部を床に押すように体を下げる
★一連の動きはこんな感じです
★ストレッチはどれくらい伸ばすのか?
筋肉の伸ばし方を知っていても、
「どの程度伸ばして良いのか?」が分かっていないと勿体ないです。
ストレッチ全体に共通する事なので、ポイントを載せておきます。
・ウォーミングアップの場合→軽く反動をつけて20回×3セット
・クールダウンの場合→息を吐きながら20秒×3セット
・痛みが出るまで伸ばしきらない
急性期の肉離れなどではストレッチをしない