大腿筋膜張筋/だいたいきんまくちょうきん

編集:山田洋太

大腿筋膜張筋は、骨盤(腸骨)から下肢の外側に付着する筋肉です。

腸脛靱帯という靱帯をご存じの方も多いと思います。

 

腸脛靱帯は、大殿筋大腿筋膜張筋によって構成されています。

特に、ランナーの方はイメージしやすいと思いますが、歩行・走行時に骨盤や膝を安定させる役割を持ちます。

骨盤が安定することで、下肢を真っ直ぐ出すことが可能になり、足を前に踏み出しやすくなります。

 

脚の付け根の前側にある大腿筋膜張筋は、ランニングでは、足が後ろに振られたときに伸ばされ、

その反動で収縮し足を前に引き戻す役割を担います。自然な足運びを意識すると力まずに使えます。

 

大腿筋膜張筋の力自体はそこまで強くありませんが、

立った状態でも緊張し続ける為、気づかないうちに疲労している事もあります。

主な作用は、股関節の屈曲と外転です。

関連する筋肉:腸腰筋  大腿四頭筋 中殿筋

反対の作用:大殿筋  ハムストリングス


また、膝の伸展にも関与しています。

関連する筋肉:大腿四頭筋


足の痛みの原因は、動いている状態を見ないと解らない事がたくさんあります。 

 

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若葉治療院本院内 足の痛みの特化ラボ 近藤祐司

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