〜脊柱起立筋が原因のトラブル〜
・肩こりや腰痛の原因になる
長時間の立位姿勢の維持は、脊柱起立筋の張りに繋がります。
脊柱起立筋が硬くなる事で、姿勢維持が困難になり、自然と前屈みになっていきます。
人の頭は約7kgあると言われるため、前屈みの姿勢を取ると、
首や肩の筋肉で支える事になります。
つまり・・・
肩こりの原因になるわけです。
その時に、腰の筋肉も前に引き伸ばされるため、腰痛の原因にもなります。
肩・腰が正しく機能しないと、パフォーマンスに大きく影響してきます。
特に、反り腰や猫背の姿勢が顕著になる事が多いです。
・代謝が低下し太りやすくなる
実は、ハムストリングスや大殿筋と同じように、
脊柱起立筋もかなり大きな面積を有しています。
背中から腰まで細長い筋肉のため、どの動きをしても作用し、
大きな発熱作用を発揮しています。
脊柱起立筋の動きが悪いと、脂肪燃焼効率が悪くなり、
腹部の筋肉の衰えが顕著になってきます。
スポーツで十分に動けなくなるのは、ご想像がつくと思います。
※脊柱起立筋だけが原因ではないため、詳しい検査が必要です
関連記事:脊柱起立筋とは
〜ストレッチ〜
①.長座の姿勢で座り軽く膝を曲げる
②.背中を丸める
〜Point〜
体幹をしっかり丸めていく
★一連の動きはこんな感じです
★ストレッチはどれくらい伸ばすのか?
筋肉の伸ばし方を知っていても、「どの程度伸ばして良いのか?」が分かっていないと勿体ないです。
ストレッチ全体に共通する事なので、ポイントを載せておきます。
・ウォーミングアップの場合→軽く反動をつけて20回×3セット
・クールダウンの場合→息を吐きながら20秒×3セット
・痛みが出るまで伸ばしきらない
急性期の肉離れなどではストレッチをしない