まぼろし工房のTTAバランス理論

足の水平アーチ(The transverse arch )を中心に『足の骨格バランス』をサポートする考え方

 

【 特許取得 】まぼろし工房では、この理論の特許を二つ取得しています。


まぼろし工房

水平アーチをサポートする足裏パッド

足の裏には三つのアーチ構造があります。

まぼろし工房の靴下には、独自の研究で開発された(※1)水平アーチを整える仕組みがあります。(特許取得)

らくちんソックスの秘密

これまでのインソール理論との大きな違い


アーチパッド

従来のシューズやインソールにある土踏まずを支えるサポート類は、アーチが低下した足の機能を補う場合に有効なものでした。

しかしながら、地面に土踏まずが着いていない時は、その効果を発揮しない懸念がありました。

また、足のアーチは必要に応じて上がったり、下がったり形を変えてバランスをとっています。

 

例えば、しゃがむときには、土踏まずは下がるのが生理的に正しい動きです。

 

これらの動きをアーチサポートが制限することは、運動性を制限することになります。


 

従来の土踏まずを支えるアーチサポートは、横傾斜がある路面や、シューズの外側が沈んだときは、アーチサポートが設置された内側が高くなるため、安定性を失う懸念もありました。

 

路面の影響

つまり、従来のアーチサポートでは、「運動性」と「安定性」の相反する二つの要素を同時に満たすことは不可能だとの判断に至りました。


体重は三点で支えられている


足の裏が、体重負荷を支える割合は、拇指球が35%、小指球が15%、踵が50%といわれています。

 

「足のアーチが足の裏を支えている」と思われがちですが、実際に体を支えているのはこの三点です。

体重負荷に影響されて、水平アーチは横に開き、三点の荷重バランスが崩れると、足の裏全体のアーチが低下します。 

これまでの理論と大きな違い1


従来のアーチサポート

アーチ構造を下から支えることで、アーチの低下を防ぎます。しかしながら、低下したアーチを下から突き上げる懸念がありました。また、アーチが下がる場面では、その動きを阻害する懸念もありました。

反力を高める

まぼろし工房の靴下は、小指球への床反力を高めることで、水平アーチをサポートし、三点の荷重バランスを整えます。

水平アーチは “めがね橋” の原理でできています。橋脚となる小指球部に加圧することで、拇指球にかかる圧を高め、拇指球が踏ん張りやすくなることで、内側縦アーチの低下を防ぎます。


水平アーチが崩れると

足の水平アーチが崩れると、まっすぐに蹴り出すことができません。

まぼろし工房の靴下は、特許取得の足裏構造で、水平アーチを整えることで、足のトラブルを予防します。

開発動画はコチラ (この動画は開発試験の一例であり、効果その他を保証するものではありません。)



(※1)まぼろし工房の独自の研究

まぼろし工房では、長年にわたり、自転車、陸上、スピードスケートなどのプロ競技のトレーナー業務・および用具開発を行ってきました。

自転車競技では、前足部(水平アーチ部)でペダルを踏みます。プロの陸上選手では、土踏まず(内側アーチ部)や踵を地面に着けずに走るフロント接地の選手が多くいます。スピードスケートでは、野球の走塁の時のように、前足部を使って滑ることがほとんどです。

また、競技用のシューズの中は狭く、余計なものを入れる隙間がありません。

わずか1mm未満のパッドを使い、プロ競技で結果を出し続けてきたインソールの技術を、更に進化させるために作ったのがこの靴下です。


らくちんソックスは、国内の特許、意匠を取得だけでなく、特許協力条約(PCT:Patent Cooperation Treaty)に基づく国際出願基準をクリアしています。