外反母趾になる原因
外反母趾を抱えている方の歩き方を観察すると、
親指が内側に折れ込みながら、地面を蹴っている様子が
よく見られます。

親指の付け根に、
痛みを感じるようになったのは、
いつ頃からでしょうか。
素足と靴下で変わる、踵の上がり方
観察を続ける中で、
健康な足では、素足でつま先立ちをしたとき、
踵が自然に真上へ持ち上がる様子が見られました。
ところが、
靴下を履いた状態では、
踵がわずかに斜めへ向かう動きが現れることがあります。

前から見ると、
親指の関節に負担が集まっていることがわかります。
親指のねじれを防ぐために、靴下の形から見直しました

歩行撮影で明らかになった
親指のねじれ回数
これは、ある観察の記録にすぎませんが──
外反母趾の痛みがある方の歩行を撮影し、
親指が内側へねじれる回数を、一歩ずつ確認しました。
観察の結果
親指が内側に捻じれた回数は
素足:20歩中 20回
ラクちんソックス着用:20歩中 0回
※開発試験時の記録です。結果には個人差があります。
靴下が歩行に与える影響、
その“構造的必然”とは
靴下の違いが、動作に影響する──
私たちはその事実を、研究と試作の過程で、何度も確認してきました。
それは偶然でも、特別な例でもありません。
構造を見れば、自然に起こる変化です。

外反母趾対策、もうひとつの考え方
──靴下を“装備”として見直す
これまで、外反母趾の対策は
サポーターや外科手術など、
外側から支える方法が中心でした。

しかし、
使う靴下の違いによって、
指にかかる負担が変わる──
その点に、私たちは注目しました。

衣服ではなく、
体を支える「装備」のひとつとして──
靴下は、
身につける衣服というよりも、
**「足に装着する装備」**のひとつとして──
指にかかる負担を減らす試みを始めています。
その構造については、
次のページで詳しくお伝えしています。
