外反母趾になる原因│その1(外反)
足の裏を外に向ける動きを“「外反」”といいます。
体が外へ傾いても立っていられるのは、
足首が床に合わせて、角度を調整しているからです。
このときの足首は“外反”しています。
足首を外反させると、
足の親指(母趾)は 外反母趾の方向(外側)へ 流れます。
これは、生理的に正しい動きです。
ですから、意識で止めることはできません。
つまり――
体が外に傾いたまま歩いているとき、
足の親指(母趾)は、
外反母趾の方向へ動き続けているといえます。
素足と足袋ソックスの比較
外反母趾の方の歩行です。
素足と足袋型ソックスの歩行の比較です(グラフ)。
このグラフは、
素足で歩いたときの
体の傾きを記録したものです。
全体的に左に傾いて歩いていることを示しています。
こちらは足袋ソックスを使って歩いたときのものです。
足袋ソックスを使用すると、左への傾きは更に増加しました。
この計測の結果では、
足袋ソックスを使った方が、
外反母趾には悪い結果と言えます。
足元を比較しても、
素足よりも足袋ソックスの方が、
外反角度は増しています。
この話でのポイントは、
靴下の違いによっても
足の外反角度は変わる=親指の負担は変わるということです。
【足元の拡大】
これは、靴下の違いによる片足立ちの違いです。
体が外に傾く靴下は、外反母趾を作りやすいと言えるでしょう。
外反母趾になる原因│その2(つま先が外を向く)
足のつま先を外に向けると、
足の親指(母趾)は外反母趾の方向に動きます。
これは、生理的に正しい動きです。
ですから、意識で止めることはできません。
体の回転に伴うトゥー・アウト
つま先の向きは、ほんの僅かな違いに見えても、
体がつま先と逆方向に回っていれば、
つま先は外を向いたことになります。
つま先が外を向いて歩いているときは、
足の親指は外反母趾側に動いています。
使用する靴下の違いでも、
足のつま先の向きは変わります。
靴下の違いで、体の傾き、
前後の重心が、変わるからです。
これは、靴下着用による。足のアーチの低下の違いを記録したものです。
一般的な靴下を使用したときは、足がロールするように内側に倒れ込みました。
このとき、足の親指は、
外反母趾側に動いています。
靴下の違いでも、足のロールは変わります。
これは、片足スクワットの動きを、素足と市販の靴下とで比べたものです。
市販の靴下を使うと、足のアーチが低下する様子が観察できました。
このとき、足の親指は、外反母趾側に動きます。
また、靴下の違いでも
足のアーチの低下は変わります。
ただし、外反母趾側に親指が動いたからといって、すぐに外反母趾変形を起こすものでもありません。
足の裏のアーチは、朝よりも夕方の方が低くなることは有名ですが、通常は休んだり、寝ている間に元の形に回復します。
回復が間に合わず、ダメージが蓄積すると、足の親指は元に戻ることができなくなり、外反母趾の形に収まります。
👉️外反母趾は、どこから始まるのか

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