外反母趾は、どこから始まるのか


外反母趾になる原因│その1(外反)


足の裏を外に向ける動きを“「外反」”といいます。

 

 

 

 

体が外へ傾いても立っていられるのは、
足首が床に合わせて、角度を調整しているからです。

 

 

 

このときの足首は“外反”しています。

 

 


 

 

 

足首を外反させると、
足の親指(母趾)は 外反母趾の方向(外側)へ 流れます。

 

 

  

 

 

これは、生理的に正しい動きです。
ですから、意識で止めることはできません。

 


つまり――
体が外に傾いたまま歩いているとき、

 

 

足の親指(母趾)は、

外反母趾の方向へ動き続けているといえます。

 

素足と足袋ソックスの比較


外反母趾の方の歩行です。

素足と足袋型ソックスの歩行の比較です(グラフ)。

このグラフは、

素足で歩いたときの

体の傾きを記録したものです。

 

全体的に左に傾いて歩いていることを示しています。

 

 

こちらは足袋ソックスを使って歩いたときのものです。

足袋ソックスを使用すると、左への傾きは更に増加しました。

 

この計測の結果では、

足袋ソックスを使った方が、

外反母趾には悪い結果と言えます。

 

 

 

足元を比較しても、

素足よりも足袋ソックスの方が、

外反角度は増しています。


この話でのポイントは、

 

靴下の違いによっても

足の外反角度は変わる=親指の負担は変わるということです。

【足元の拡大】

 

これは、靴下の違いによる片足立ちの違いです。

 

体が外に傾く靴下は、外反母趾を作りやすいと言えるでしょう。

 

 

外反母趾になる原因│その2(つま先が外を向く)


 

足のつま先を外に向けると、

足の親指(母趾)は外反母趾の方向に動きます。

 

これは、生理的に正しい動きです。
ですから、意識で止めることはできません。

 

これは、靴下の違いによって発生する、つま先の向きの違いです。

 

👉️興味がある方は、動画で御覧ください。

体の回転に伴うトゥー・アウト


 

つま先の向きは、ほんの僅かな違いに見えても、

 

体がつま先と逆方向に回っていれば、
つま先は外を向いたことになります。

 

 

 

つま先が外を向いて歩いているときは、

足の親指は外反母趾側に動いています。

 

 

 

使用する靴下の違いでも、

足のつま先の向きは変わります。

 

 

 

 

 

靴下の違いで、体の傾き、

前後の重心が、変わるからです。

 


これは、靴下着用による。足のアーチの低下の違いを記録したものです。

 

一般的な靴下を使用したときは、足がロールするように内側に倒れ込みました。

 

このとき、足の親指は、

外反母趾側に動いています。

 

 

靴下の違いでも、足のロールは変わります。

 

これは、片足スクワットの動きを、素足と市販の靴下とで比べたものです。

 

 

市販の靴下を使うと、足のアーチが低下する様子が観察できました。

このとき、足の親指は、外反母趾側に動きます。

 

 

また、靴下の違いでも

 

足のアーチの低下は変わります。

 

ただし、外反母趾側に親指が動いたからといって、すぐに外反母趾変形を起こすものでもありません。

 

足の裏のアーチは、朝よりも夕方の方が低くなることは有名ですが、通常は休んだり、寝ている間に元の形に回復します。

 

回復が間に合わず、ダメージが蓄積すると、足の親指は元に戻ることができなくなり、外反母趾の形に収まります。