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足趾の開き

ランニングで必要な足趾の開き

素足で走ったときの足の指の開きです。

 

走るときの足は、遊脚期でこれだけ開く必要があります。

足の指の動きは、つま先の向きに影響を及ぼします。

 

たとえば、親指を曲げた(屈曲)したままだと、足首を屈曲(つま先を上げる動き)することができません。

 

それなら5本指ソックスが最高か?といえば、そうでもないところもあります。

 

指と指の間に、布が二枚ずつ挟まることになるので、指を握りしめる力が弱くなるからです。


五本指ソックスと、ラクちんソックスで歩行を比較しました。

 

体のバランスを保つために、足趾が開くことは重要ですが、大切なことは、足の指が開くことよりもバランスがとれることだと思うのです。


握る動きと開く動き


足の指を握る力のことを把持力(はじりょく)といいます。

 

把持力が低下すると、歩行の力が弱くなります。

 

近年では、高齢者の寝たきりの予防のために盛んに研究が行われています。


握る動きと開く動き

 

 人の足の指が開くのは、開く必要があるからです。

 

 

ですから、靴下によって足の指の開きが制限されるのは良いことではありません。

 

靴下は、編み物ですので、筒状のものから作り、最後に少しずつ幅を狭めて袋状の形に仕上がります。

 

 

筒状の幅よりも、指先を広く作ることは通常では不可能ですが、研究と試行をかさね、小指が開く靴下を作りました。


日常の生活の中で、足の小指は靴下によって開くことができません。

 

長くその状態が続くと、いつの間にか小指を開く動きができなくなります。

 

 

小指が開かないと、まっすぐに踵を上げることができません。

 

 

 

踵が斜めに持ち上がると、外反母趾の原因になったり、

しゃがむときに、踵がまっすぐに上らないと膝を捻る動きが発生します。


ラクちんソックスは、足の小指が開きやすい形(意匠取得)と、特許取得の足裏構造で小指の動きを高めます。