足底腱膜炎の急性期の処置(最初にやること)

足底腱膜炎は、筋肉痛ではありません。


足の骨をつなぐ 腱(ワイヤー)の損傷 です。
だから急性期は、ストレッチや足裏刺激で「ほぐす」ほど長引きます。

 

 

👉️足底腱膜炎を理解しよう 

 

👉️ランニングの足の裏の痛みはこちら(※走る人向け)

 

 

 

まず、病院へ行く目安


次のどれかがあるなら、ネットより先に病院です。

  • 痛みの部位に 黒ずみ(内出血) がある

  • 痛い場所に 大豆くらいの“しこり”が触れる

  • 足が床につけない(荷重できない)

  • 腫れが強い/熱が引かない

  • しびれ が出る

  • ひねった/ぶつけた など外傷がある

 

  • 高い所から落ちた後 から痛む

結論:急性期はこの3つだけ


① 安静(負荷を減らす)

足底腱膜炎は、歩くたびに腱膜が引っ張られます。
痛いのに動けば、損傷が上書きされます。

最短で戻すなら、2週間は安静。
この2週間は「休む期間」ではなく、回復を早めるための 準備期間です。

 

どうしても歩く必要があるなら、これだけ守る。

 

 

  • 歩幅を小さく(蹴り出しを強くしない)

  • つま先を正面(外へ向けない)

 

  • 前のめりで押さない(重心を前へ落とさない)

② 冷却(熱感があるときだけ)


局所に 熱感 があるときは、冷却を行います。

 

👉️足底腱膜炎にオススメのアイシング方法

 

 

③ やってはいけないこと(ここが最重要)


ここを間違えると長引きます。

 

 

NG1:痛いまま強く伸ばす


足裏のストレッチ、アキレス腱ストレッチ。

急性期に強くやると、腱膜の傷が広がります。

特に多いのが、つま先を外に向けたアキレス腱ストレッチ。

つま先が外を向くほど腱膜は引っ張られます。

 

急性期は つま先を正面 です。

 

 

NG2:足裏をゴリゴリ押す(竹踏み/ボール/強いマッサージ)


腱膜は筋肉ではなく ワイヤー
押してほぐすと、傷ついた組織が荒れます。

 

 

NG3:「テーピングしたから大丈夫」になる


テーピングは局所の補助にはなります。
ただし、歩行で腱膜にかかる力を 固定して守る力はありません。
“動ける気がする”が一番危険です。

 

(足の甲が低くなっているのは解るでしょうか?)

まとめ


急性期に必要なのは、努力ではなく順番です。
安静 → 冷却(熱感のみ)→ NG回避。

 

 

 

足の裏の痛みを早く治すチャート


FAQ


Q:痛みが引いたら、もう治った?
A:痛みが引いただけで、原因が残っていると再発します。復帰基準で確認します。

👉️運動復帰の基準

 

Q リハビリは何をすればいい?

A:片足で安定して立てるようになることです。

👉️足底腱膜炎のリハビリテーション

 

 

Q インソールは効果ある?注意点は?

A:良い悪いより「合っているか」です。

👉️インソールの注意点

 

 

Qテーピングの方法は?

 A:固定して守るものではなく、補助です。

👉️テーピングの考え方

 

 

Q いつから運動していい?復帰の基準は?
A:痛みではなく「安定性」で判断します。

👉️運動復帰の基準

 

 

 

 

 

 よくある質問(FAQ)