走ると踵が痛い原因

シーバー病(踵骨骨端症)

三島市からご来院いただきました。競技はサッカー。主訴は踵の痛みです。

レントゲンには異常はなく、病院ではシーバー病と言われ、経過観察の処置でした。

 

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ヒールストライク

歩行を観察するとヒールストライクを起こしていました。

シーバー病(踵骨骨端症)

 

正常な歩行では、足のつま先をやや外に向けて接地します。

 

しかし、つま先が正面を向いて接地していました。


踵の構造

シーバー病(踵骨骨端症)

 

足の踵の骨は尖った部分があります。

正常な歩行やランニングでは、かかとの骨の尖っていない平らな部分から接地します。

 

しかし、腰の動きや、体のアライメントに異常がある場合、踵の骨の尖ってる部分から床に接地してしまうことがあります。尖った箇所で接地をすれば、当然 踵を痛めてしまします。

 

〈関連記事〉踵の正しい着き方


歩行を修正しました。

 

 

 

シーバー病(踵骨骨端症)
シーバー病(踵骨骨端症)

「シーバー病はオスグッドと同じ成長痛だから、成長するまで痛みと付き合うしかない」

一般的にはそんなふうに考えられています。 

 

しかし、私はそうは思いません。

 

成長しなければいけないのは、医療に携わる大人たちです。