研究

前脛骨筋(足の甲~スネの筋肉)のストレッチ
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)は、いわゆる “弁慶の泣きどころ”、スネの骨の前面にある筋肉です。 足首をペコペコと伸ばしたり、縮めたりする動きの中で、縮めるほうの動きを担当する筋肉です。 しかし、跳んだり、走ったりするスポーツ競技の中での使い方は、主に足首の固定と減速です。

みんなが知らない外反母趾の話│外反母趾(がいはんぼし)
足の指の動きは、足首の向きと連動します。足首を内側に向けると、親指と薬指の間は開きます。足首を外側にむけると、親指は外反母趾のような形になります。

小指側の浮き指(ウオノメ・マメ)について
足の裏の形は、足首の向きに影響されています。「足の裏に、マメ・タコ・ウオノメができて困っている」そんな方の足の裏を見ると、尖っている部分が観察されます。足の裏に、マメ、ウオノメ、タコができて困るときは、足首に異常があるサインかもしれません。

シンスプリントの原因はコレ!│足首の倒れ込み
シンスプリント(内スネの痛み)の原因は、人によって違います。近年、撮影機材の進歩により、簡単に体の動きが高速で撮影できるようになりました。動きを撮影することで、これまで解らなかったことが解るようになりました。誠実に患者様の痛みに向き合う年月を過ごすうちに、医療の教科書が間違えていることに多く気付く毎日です。足首が倒れ込んで、内側の筋肉が伸ばされる事によって、引き起こされるシンスプリント(内スネの痛み)は、痛い部分をストレッチしても、マッサージで柔らかくしても解決せず、その不良な動きを体が受け入れてしまうまで痛みは続きます。 いわゆる、足が、捻じれ、完全に壊れてしまうまで痛みは続くということです。その痛みが治まっても、一つの構造の崩れ(足の捻じれ)は、新たな故障を生み、膝の痛みや、足の裏の痛みを誘発します。 医療の現場は古い常識を捨て、誠実に、目の前の患者様と向き合う必要があるのではないでしょうか?

靴下の違いで、体の前後の重心が変わることは先に書きました。

横から見た靴下の違いによるヒールリフトの違い
靴下の違いで、体の重心が変わることを前に書きました。 横から見た靴下の違いによる重心の違い

靴下の違いによるヒール・リフトの違い
正常な人の足は、つま先立ち(背伸び)をしたときに、真っ直ぐに踵が上にあがります。 しかしながら、靴下を着用すると、踵が正しく上に上がらないことがあります。僅かな違いのように見えますが、作用点での僅かな違いは運動点に大きな変化をもたらします。 (靴下を履くと、体がまっすぐに上がりませんでした)踵が正しく上がらない靴下は、歩く時にも踵が正しく上がりません。ラクちんソックスは、靴下によって発生するこの問題を解決する為に作りました。ラクちんソックスは、人間の足の動きを忠実に再現できるように設計しています。

横から見た靴下の違いによる重心の違い
靴下は体の重心に影響を及ぼすことがあります。 作用点の僅かな違いは、運動点に大きな変化をもたらすことがあります。

足の裏の形│足の裏のマメ・うおのめ
「足の裏が痛い」と言うと、足底筋膜炎を思い浮かべる方は多いと思います。本来、足の裏は平らな状態が正常です。足の裏が平らでないと、マメが出来る原因となり、ランニングサイクルに異常をきたします。マメ自体を治すのではなく、マメができる原因を対処していくことが最善の治療と私は考えます。

片足立ちの違い│五本指ソックスを勧めない理由
使用していた五本指ソックスで片足立ち検査を行った後、素足で同じ検査を行った時の比較です。素足では真っ直ぐに立てるのに、五本指ソックスを履くと真っ直ぐに立つことができませんでした。片足で安定して立つことができないと歩いたり、走ったりするときに、膝を捻じる動きが発生します。

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