運動時の重心や足の着地位置が自然と意識できるので運動時のバランス能力がアップします。
新品のバレーボールシューズを使用して、片足立ちジャンプを行いました。
傾いて着地しているときは、膝の半月板や靱帯に微細なダメージを受けています。
増加する半月板損傷
これは、googleで『半月板 損傷』が検索されたボリュームグラフです。2020年はコロナの流行により、スポーツ競技が自粛されたにもかかわらず、検索数が急増しています。

私達が研究を始めたのも、その頃でした。素足で走るときには膝が捻れていないのに、シューズを履いて走ると膝が捻れている、そんな事例が急増したからです。
2019年は、陸上競技のプロチームでトレーナーをしていました。シューズの設計が大きく変化した年でした。

柔らかくなったシューズで、安定して走るにはどうすればいいか?そんなことばかり考えていました。

はじめは、インソールを作って対処をしようと試みました。しかし、靴底が変形するので上手くいきませんでした。
体重は3点で支えられている。
立つときに体重を支えているのは足の裏のように思われがちですが、実際に体を支えているのは拇指球、小指球、踵(かかと)の三点です。

バランスを制御する
さらに、左右のバランスを操作するのは、拇指球と小指球です。「グラつくのは、この二点のバランスが崩れている」ことになります。

この二点(拇指球と小指球)の動きが正常になれば、バランスは制御できると考えました。
研究を続けて作り出したのが『ラクちんソックス』です。

運動時の重心や足の着地位置が自然と意識できるので運動時のバランス能力がアップします。
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