ウィンドラスメカニズム

ウインドラスメカニズム

(Windlass mechanism)

ウィンドラスメカニズムとは、足趾(特に拇趾)を伸展させた時、短母趾屈筋、短趾屈筋、足底腱膜などが、中足骨頭を滑車として前方に巻き上げられ、それにより距骨が前方に引き寄せられる結果、足底アーチなどが高くなる現象を呼いいます。

 

 

 

この現象をウィンドラスの巻き上げ現象といい、足部の剛性を高める役割りをしている。この現象は歩行推進期に作用し、蹴り出し時に中足趾節関節が背屈し、ウィンドラスの巻き上げ現象が起こることで足部全体の剛性を高め、足部をテコとして機能させる。