足指の付け根にできるマメ。
改善に向けて、ちょっとしたコツを書いてみます。
ランニングで、
足の裏にマメができる原因って、
なんだと思いますか?
そんな質問をすると、
・蒸れ、汗、足の裏のふやけ
・靴下の素材
・靴と足の摩擦
・シューズが合わない、
・足の裏の骨が当たる
・走り方が悪い気がする
そんな答えが返ってきます。
靴下の湿度が上がると、
摩擦力が強くなり、
マメができる原因になります。
さらに──
皮膚が蒸れてしまうと、
汗がうまく蒸発せず、
皮膚表面に長くとどまるため、
大きな水ぶくれができやすくなります。
いずれの場合も、
「ふやけ」によって皮膚がもろくなり、
ダメージを受けやすくなるのは確かです。
週に1~2回、30〜40分程度の軽いジョギングなら、
ショートソックスでも大きな問題はありません。
しかし──
マラソンの練習をされる方には、
ショートソックスはおすすめできません。
なぜなら、
スネやふくらはぎを伝って流れ落ちる汗が、
そのままシューズの中に入り込んでしまうからです。
両足で100~250mlとされています。
夏場の高温多湿な環境では両足で300ml以上に達することがあります。
つまり──
1時間のランニングでかく足の汗100〜250mlは、
まさに缶コーヒー1本分の汗です。
シューズが乾燥するまでには、
日陰干しで12〜36時間、
冬場は48時間以上かかることもあります。
つまり──
24時間ごとに同じシューズを履く生活では、
靴の中に湿気が残ったままになっている可能性があるのです。
これは、
履き口のゴムの締め付けを緩くしながら
スネ部全体でやさしく包み込み、ずり落ちないための設計です。
さらに──
ふくらはぎから流れ落ちる汗を
しっかり受け止めるために、
吸収面積を広げる工夫にもなっています。
そこで「走破」では、
スネ部分に汗を持ち込ませない工夫として、
高伸縮の編み方でフィット感を高め、
吸収ゾーンを配置しています。
前足部には、
濡れてもベタつかない“より糸”素材を採用。
濡れても快適に動ける設計です。