ランナーにとっては衝撃映像・・・って思っていただけるとありがたい。
ズボンの裾の揺れに注目してください

足が地面に着地した時、
左を着いたときだけ、ズボンの裾が激しく揺れるのが解るでしょうか??

疲労骨折や、膝の痛みの原因は、走り過ぎではなくて、
足にプロネーションがあれば、普通に歩くだけでも足は壊れ続けます。
そして、それはシューズやインソールでは防げません。
足首のプロネーションは痛みの原因ではなく、からだ全体の歪みの結果だからです。
プロネーションはアーチの低下が原因など、いろんな広告に書いてありますが、


アーチの低下は、プロネーションの原因ではなく結果であって、
アーチが低下していなくても、プロネーションは発生します。
ですから、低下したアートをアーチパッド(インソール)で持ち上げてもプロネーションは治りません。
それが最近の僕の研究結果です。
人が歩くときに、足が地面に着いたとき、足首関節にかかる体重負担は、
体重の約110% と言われています。走るときの衝撃はそれ以上です。
体重以上の重さが、片足にかかるのですが、人の体の生理機能は、その衝撃をうまく打ち消してくれています。
しかし、一度構造が崩れれば、その衝撃は吸収できず、
微細損傷として体に残ります。
走っていて足が動かなくなるのは、疲労が溜まっただけでなく
微細損傷によるダメージが相当数含まれていると私は思います。
なぜならば、走っていない人でもダメージは溜まります。

横浜市からご来院いただきました。小学5年生。競技はサッカー。
主訴:足首周り・足の裏・膝周りの痛み
アーチが落ちていたので治しました。

今回のアーチが落ちた原因は、足首関節のプロネーションにありました。

プロネーションとは、足首が内側に倒れ込んだ状態の事を言います。
それは、一般的に治らないもの、もしくはリハビリテーションや筋トレで治すものと言われています。
しかし、治せるものは、治した方がいいと思います。
誰も治そうとしない事が、問題ではないでしょうか。