正常な人の足は、足の指を開くことができます。特に、小指が一番大きく開くように作られています。二足歩行を行う人間にとって、足の小指はバランスをとる役割を担います。
足の指が開かないのは、脛や足首、足のアーチのどこかに異常があることを示しています。
しかしながら、ほとんどのランナーの足は壊れ、健全に足趾を開くことができません。
体重を支える足の骨は、たくさんの骨が集まってできています。
足の裏を固くすることができなくなると、足が歩く時の体重を支えきれず、足首が潰れるようにアーチの倒れ込みが始まります。
普通の五本指ソックスは、指が前に向いているので、足趾を開くことができない人でも、履きやすく作ってあります。
らくちんソックスの小指が、他の指と違う方向を向いるのは、小指が開きやすくするためです。
足の指を開くことができない方には、少し履きにくく感じることと思います。
小指が開かなくなると、正しく立つ事ができなくなります。
(他社の五本指ソックスと比較しました)
片足で正しく立つことができなくなると、正しく歩くことができなくなります。
(他社の五本指ソックスと比較しました。)
正しく歩くことができなくなると、姿勢をキープするために背中の筋肉や、腸脛靭帯が固くなります。また、歩く度に、足の親指や膝の関節を捻るので、外反母趾や変形性膝関節症を誘発する原因になります。
足の小指が開かなくなっている方には、履きにくくて御不便をおかけしますが、たまにはゆっくり、足の小指を開いてみるのはいかがでしょうか?
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