速度に合わせたランニングフォーム

福岡県から来院いただきました。競技はマラソン、主訴は足首の痛みです。走り始めてから10か月。三か月目くらいからあちこち痛みが出はじめて、「これは走り方が悪いのかな?」と自分で思い、いろいろ独学で研究してみたけれど、何が正しいのか?答えがわからない。将来的にはフルマラソンを完走したい。そんなご相談でした。


足首(内側)の痛みは、激痛と言うほどでもなく、走っている時はいいけれど、走り終わるとなんとなくうずく。そんな感じでした。

 

 

結論から先に書きます。

速度

 

     

    どちらも同じ速度です。

〈治療前の走り〉

速度に合わせたランニングフォーム

〈治療後の走り〉

速度に合わせたランニングフォーム


治療前のフォームと、治療後のフォームの変化は上記のようになりました。

どちらも同じ速度です。

〈治療前の走り〉

〈治療後の走り〉


全ての痛みには必ず理由があります。治療前の走り方は踵を強く打ちつけています。

どちらも同じ速度です。

〈治療前の走り〉

〈治療後の走り〉

速度に合わせたランニングフォーム


膝の高さのブレが故障の原因

走る時の膝の高さがブレると故障のリスクが高まります。

左右の膝の高さが違うのは、前後の荷重配分の違いだったり、

左右の加重配分によって引き起こされる。

 

膝の高さの左右差があると斜めに飛んでしまったり、頭が上下に浮き沈みを起こし、体にかかる衝撃は増え、膝やスネの故障に繋がるし、足の裏の負担も増えるので、足底も痛めやすいので、走っている時に頭が上下にブレ始めたら、一回休んで屈伸するといいですよ。

膝の高さ左右差

整復前

膝の高さ左右差

整復後

膝の高さ左右差

膝の高さの違いは、フット・アライメントの悪さが原因していました。

片足で立った時に体幹が5度傾くと、走りや、膝もブレ始めます。修正が必要です。

 

 

フットアライメントの悪さ
速度に合わせたランニングフォーム