土台が曲がれば体も曲がる│プロネーション


プロネーション(Pronation)とは

 

“足関節プロネーション” のことを、省略して “プロネーション” と言うことがあります。

 


足首のプロネーションは関節変形ではありません。関節は動くものです。

 

オーバープロネーション
オーバープロネーション

●オーバープロネーションとは

 

踵(かかと)周りの関節が、内側に過剰に動きすぎている状態(過回内)をいいます。

 

踵が外側に動きすぎている状態(過回外)をアンダープロネーションといいます。

踵の骨が内側に倒れ込むと、足の裏のアーチ構造を崩します。

オーバープロネーション

プロネーションとは、
歩いたり走ったりするときに、足が自然と少し内側に倒れる動きのことです。

これは、地面に足が着いたときに、
衝撃をやわらげるための体の自然な仕組みなんです。

 

着地の瞬間、足が内側に少し回転することで
体にかかる大きな衝撃(体重の約3倍)をしっかり受け止めてくれています。

 土踏まず(アーチ)がくずれると、

スネの角度や向きがおかしくなってしまうことがあります。

 

オーバープロネーション

足の骨格(土台)がくずれると、
膝や腰など全身に負担がかかり、
スポーツのパフォーマンスも落ちやすくなります。

 

その結果、ケガや疲れが起こりやすくなることもあります。


 

その場合、実際に歩いたり、走ったりしなければ検査が行えません。

 

 

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オーバープロネーション


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