
シューズに小指が当たる…それ、本当に「幅広だから」?
よくある思い込み
シューズを履いていて小指が当たると、多くの人はこう考えます。
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足が**幅広(ばんびろ)**だから?
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サイズが小さいのかな?
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シューズの形が合ってない?
──でも、実はそれだけが原因じゃないんです。
【メカニズム】なぜ小指が当たるのか?
原因は「ワイズ」じゃなく、「足の位置」かもしれません
小指がシューズに当たると、
「足の幅が広いのかな?」「サイズが小さいのかも?」
──そう思って、ワンサイズ大きな靴を選ぶ方は少なくありません。
でも、実はすでに足の実寸よりも大きなサイズを履いている人が多いのです。
にもかかわらず小指が当たる…
その本当の理由は、足の位置=セット位置にあるのかもしれません。
小指が当たるメカニズム
小指が当たる
↓
「サイズが小さいのかも?」と思い、大きめの靴を選ぶ
↓
靴が大きくなると、足が前にズレやすくなる
↓
前にズレた足の小指が、シューズの細い先端にぶつかる
↓
そしてまたサイズを大きくする…
こうして、気づけば実寸より2〜2.5cmも大きな靴を履いてしまっていることもあるのです。
シューズの「ベロ(シュータン)」にも、重要な役割があります
シューズのベロには、足が靴の中で前にズレるのを防ぐという大切な役割があります。
ところが──
ベロの立て方が悪いと、その役割が果たせず、足は前方へと滑ってしまいます。
その結果、足の小指はシューズの先端へ押し出され、窮屈になってしまうのです。
「サイズを変える」前に、
足のセット位置とベロの立て方を見直してみましょう😊
それだけで、小指の痛みやシューズの違和感が驚くほど改善することがありますよ✨
小指が当たる…その本当の原因は「6つの誤認」
1シューズに足を入れる方向の誤認
2ベロ(シュータン)が斜めになっていない
3足のサイズの誤認
4サイドアッパーの意味の誤認
5シューレース(靴紐)の閉じ方の誤認
6このリスクが全く解っていない。
小指がはみ出すと・・・
シューズからインソールを取り出し、
足跡を見てください。
小指の部分、はみ出していませんか?

疲労骨折や膝の痛み、捻挫の原因
シューズの履き方講習での一コマです。
まず、シューズからインソールを取り出し、
インソールに残った足跡に合わせて足を乗せ、片足立ちをしてみると…
グラグラして、まっすぐ立てませんでした。
この小さな差が、
実はケガや疲労の大きな差につながります。
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