足のマメの本当の原因|靴じゃない?走るたび痛む理由と対策を解説

足の裏のマメ

マメの正体は「火傷」?

 足の裏のマメは、医学的には

**「外傷性水泡(がいしょうせいすいほう)」**と呼ばれます。

これは、シューズと皮膚の摩擦によって生じる、

火傷のような症状です。

 

つま先立ちをしたとき──
後ろから見ると、踵(かかと)が真っ直ぐではなく、斜めに上がる人は要注意です。


足の裏にマメができやすいのは──
**母指球(親指のつけ根)**や、中指のつけ根のあたり

 

そして、そこに最も強い圧がかかるのは、
地面を蹴り出す瞬間です。

 

 

マメは「仕組み」で直す。


地面を蹴り出すとき、
正常な足は、自然に小指が立ち上がります

 

 

この小指の動きによって、
前足部(足の指のつけ根あたり)にかかる圧が分散され、
特定の部位に負担が集中しにくくなるのです。

 

 

しかし──
靴下の締め付け、(特にスポーツソックスや、ランニングソックス)や、タイトな靴下をはいていると、
小指が開かない状態になるため、踵が真っ直ぐにあがりません。

 

そのため、足の裏が平らにならず、“”尖った部分・出っ張った部分“”ができるのでマメができやすくなります。

 

 

 

また、小指が開かないと
本来行われるはずの**足の“あおり運動”**が妨げられてしまいます。

 

 

すると──、

足の裏の皮膚を**“ねじれるような回転”**が発生し、
皮膚がこすれ、マメや、魚の目の原因となるのです。

🧦「素材」だけでなく、「仕組み」でマメを防ぐ

まぼろし工房のラクちんソックスは、

マメができる原因を素材だけでなく、「仕組み」から改善するために作られた特許取得の靴下です。

「正しい歩き方ができない」そんな方にもオススメです。

 

 

Q五本指ソックスはマメに効果があるの?

五本指ソックスは、
指の間のマメには高い効果が期待できます。
摩擦を防ぐ構造としては優秀です。

 

 

しかし──
母指球や小指球にできるマメを防ぐ仕組みは、明確ではありません。

 

足の指の開きがマメの原因になるケース


これは、インソール形にカットした段ボール紙
シューズの中に入れて走ったあとの状態です。

ご覧のとおり、スプーン状にめくれ上がり
足裏に尖った突起ができてしまっています。

 

 

これが、**マメや痛みの原因になる“圧の集中”**を生むのです。

🦶足裏アーチと、マメの関係

本来、足の裏のアーチは
**お椀をひっくり返したような“ドーム型”**をしています。

しかし──
**指の間が開きすぎる(=中足骨が広がる)**ことで、
骨同士の連結が弱まり、アーチ構造が崩れていきます。

 

その結果、アーチは逆方向に沈み込み
足裏の一部に圧が集中するポイントが生まれてしまいます。
これが、マメやタコの原因になります。

 

 

Q外反母趾だとマメができやすいのはなぜ?


下の画像は、外反母趾でお悩みの方が、指を曲げた時の様子です。

指の間が大きく開いてしまっているのが、わかりますか?

 

外反母趾は、指同士が狭くなる症状と思われがちですが──
実際は、中足骨が扇状に開いてしまうことが原因です。

 

 

そのため、見た目とは逆に、
中足骨は広がりすぎている状態なのです。

 

 

 

 

足の水平アーチ(横アーチ)が崩れ、
足裏に**圧が集中する“凸部”**が生まれてしまいます。

 

この状態が、
外反母趾の方にマメ・魚の目・タコができやすい原因の一つになっています。

親指を締め付けない直角構造


まぼろし工房のラクちんソックスは、
4本指袋+小指独立型だけでなく、

特許取得の親指直角構造を採用しています。

 

 

これにより──
足指の開きすぎによるアーチの崩れを防ぎながら、
特許取得の親指構造によって、外反母趾への締め付けも軽減します。

 


指の自然な動きを保ちながら、“過剰な開き”だけをやさしく制御します。

 

その結果──
マメ・タコ・外反母趾などの足トラブルを予防する靴下となっています。

 

マメができる原因

1靴当たり

新しい靴や、足に合っていない靴を履くと、
靴当たりを起こすことがあります。

靴当たりとは──
当たりが強い箇所が赤くなったり、薄皮が剥けたりすること。

これを「靴擦れ」と呼びます。

 

さらに進行すると、
**その部分に水泡ができて「マメ」**になります。

 

 


外反母趾・水平アーチの低下

 

外反母趾や内反小趾など、
足の水平アーチが崩れていると、
マメ・タコ・ウオノメができやすくなります。

 

 

👉️Q.最近ランニングを始めましたが外反母趾が痛みます。

 

足裏のマメは、膝も壊す


 

足裏の皮がねじれていると
マメができやすくなります。

そして──
足裏がねじれているとき、膝も同時にねじれています。

 

これは膝の故障リスクに直結します。

 

 

 足の裏を捻っているときは、同時に膝も捻ります。

 

 

足裏のマメを防ぐには?


足の裏のマメは、
**シューズや足のねじれによる「摩擦」**が主な原因です。

 

だからこそ、対策はこうなります👇

 

足が靴の中で前後左右に動くと、
マメができやすくなります。

 

 

✅ 靴下を見直す

ラクちんソックスのように、足を安定させる靴下を選ぶと、
足のねじれやズレを防ぐことができます。

 

摩擦が減り、マメができにくくなります。

 

 

✅ 「あおり運動」を見直す

足の動きの基本である
**「あおり運動」**が正しく行われているかをチェックしましょう。

 

足裏をまっすぐに使うことができれば、
皮膚が捻れて擦れることも減り、マメができにくくなります。

 

 

👉️あおり運動とは?正しい歩き方で足の痛みを予防

👉️“つま先の向き”に悩む方へ│つま先が開く原因と、今日からできる対策

最後に──

マメは小さな火傷です。

でもその火傷は、
フォームの乱れや足の不安定さが原因で起こることが多いのです。

 

マメを「靴下」で防げる時代に、
あなたの足を守る選択肢を一度、見直してみませんか?