大きいサイズの靴の使用│足底筋膜炎・後脛骨筋炎の意外な原因


シューズの中は、まるでスキー場のような地形です。

 

緩やかな初級コースのような傾斜もあれば、

上級者向けの急斜面のような箇所もある。

さまざまな「斜面」が存在しています。

 

 

自分の足に合わない大きな靴を履いて、

 

母指球が、シューズの中のにあるアーチサポートの一部を踏んでいると

 

 

 

 

 

走るときの体は

外+前に傾きます。

 

 

体の傾きと足の障害の関係について


この過剰な外への傾きにより、

 

 

足首は**過回内(オーバー・プロネーション)**を発生させます。

 

 

そのため

足底筋膜炎

シンスプリント

有痛性外脛骨

外反母趾 

内反小趾 

 

👉️オーバープロネーションの仕組み

 

 

 

 

 

 

実際には、外+前=斜め前に倒れるような力が働きます。

 

 

 

本来、こうした動的な傾きを制動(ブレーキ)するのが、
後脛骨筋をはじめとした、ヒラメ筋・大腿筋膜張筋などの筋・腱組織の役割です。

 

 

 

いわば──
**「これ以上傾いたら転倒する」**というラインを察知し、

身体を支え直す、
最後の砦として働いているのが、後脛骨筋です。


ですから、

自分の足に合っていない
大きすぎるシューズを着用すると、

後脛骨筋炎
・アキレス腱炎
・腓骨筋炎
腸脛靱帯炎

 

…などの原因になることがあります。

 

 

 

 

👉️後脛骨筋炎は『仕組み』で治そう