靴下から解説│ランニングの半月板損傷──足元が膝を壊すという真実


靴下の違い、ただこれだけで膝は捻れて動きます。

この映像は、同じ人が片足ジャンプをしたときの比較です。

 

  • 素足では、膝が真っ直ぐ上がっています。

  • 五本指ソックスでは、膝が外側に捻れています。


普通の靴下を履いただけでも


靴下の違いでアーチは崩れることがある、

そしてその理由について以前に書きました。

 

👉️普通の靴下を履くとアーチが落ちた理由

 

 

微かなことのようですが、

足のアーチが崩れると、

 

片足で膝を曲げたときには、これだけ変わります。

 

 

膝は、ねじれに弱い構造をしています。


半月板損傷

Bは、非常に危険な状態です。


このように、半月板を痛めるのは、

筋肉の硬さだけではなく、靴下やシューズなどの道具も関係することも覚えておいて下さい。

 

 

 

ランニングで発生する半月板損傷


これは、膝の痛みを訴えて来院した中学生のランニングフォームを撮影しました。

 

素足で走ると膝を捻らずに走りますが、使用していた五本指ソックスを着用して走ると膝を捻じる動きを繰り返しました。

 

 

ランニングの半月板損傷の原因と防ぎ方
ランニングの半月板損傷の原因と防ぎ方

靴下で未来を守るという挑戦


 

あたりまえに立てる靴下を

 



まぼろし工房ではこの問題に真剣に取り組んでいます。

 

 

片足ジャンプの体の傾きを計測しました。


動きの違いを、動画でご覧ください



※特許取得のラクちんソックスは、膝のグラつきを減らす靴下です。


バスケットボール・バレーボール、バドミントンなどのジャンプ競技で好発します。

 

着地のときに体が傾いて着地しているときは、だいたい半月板は捻られています。

半月板損傷

 

らくちんソックスは、膝のねじれを防ぐ靴下です。


どんな痛み?(症状)

・急性症状:1回の急激なストレスによって受傷→疼痛・関節の詰まり感

        膝の伸展時に一瞬の引っかかり(キャッチング)

部分断裂・関節内に一部が嵌入→関節がある角度から伸展できない(ロッキング症状)

 

 

・激痛・可動域制限・・・歩行ができないケースもある


治療

・保存的治療:初期→局所安静・関節穿刺による関節液の吸引・局所麻酔剤・ヒアルロン酸注射

       物理療法→低周波・干渉波などの電気刺激を膝関節周囲に行う

       軽症→装具・テーピングなどの補助補強

・手術:ロッキング症状・繰り返しの半月板損傷・疼痛の持続・しつこい水腫などがある場合

     術後2〜3週間目→動的リハビリテーションの開始

     術後2ヶ月まで→激しい運動は避ける

     術後5〜6ヶ月→スポーツの完全復帰


【このページにリンクしているページ】

 

あおり運動