【五本指ソックスを勧めない理由】五本指ソックスを使用すると、膝を捻じる動き（ニーイン）が観察されました。それに対し、素足とシューズで走ったときにはニーインが発生しませんでした。以上のことから、今回の膝の痛みの原因は、使用していた五本指ソックスが影響をしていたと考えることができると考えます。

正常な足の軸（ミクリッツ線）に対して、膝が内側に入ってしまう事を『ニーイン（knee in）』 つま先が外を向いてしまう動きを『トゥーアウト（tue out）』と言います。

腸脛靭帯炎（ランナーズニー）の原因と症状を解説。膝の外側の痛みが発生する仕組みや、腸脛靭帯炎の予防法を知り、ランニングフォームやシューズの選び方で痛みを防ぎましょう。

歩くとつま先が外を向いてしまうのは、体の“傾き”が原因かもしれません。意識では直せない歩き方のクセと、ラクちんソックスがサポートする3つの理由を解説。足の痛み・外反母趾・シンスプリントに悩む方へ。

ランニングで膝の半月板を傷める原因は、走るときに膝が捻れる動きが出ていることがほとんどです。針金を一度や二度曲げても折れることはありませんが、何度も曲げると元に戻らなくなるように、膝に無理な動きが繰り返しかかることで、半月板を痛めます。手術しないで治す、早く治す、繰り返さないために、半月板損傷がなぜ起きるのか？正しく知ることが復帰への近道です。

使用していた五本指ソックスで片足立ち検査を行った後、素足で同じ検査を行った時の比較です。素足では真っ直ぐに立てるのに、五本指ソックスを履くと真っ直ぐに立つことができませんでした。片足で安定して立つことができないと歩いたり、走ったりするときに、膝を捻じる動きが発生します。

使用していた五本指ソックスと素足の片足立ちの違いです。

中学生　陸上部　シンスプリント部位の痛み。 同時に、足底と舟状骨付近に痛みを訴える

Ａのフォームは、膝が沈んでいるので、腸脛靭帯や、膝の周りの筋肉に負担が多くかかります。 また、足首関節も深く曲がっていますので、アキレス腱炎や、シンスプリント、足腱膜炎になりやすいと言えるでしょう。Aのシューズは膝が沈み込むぶん、余計な筋力を使うので、体力は消耗しやすく、 タイムは出しにくいシューズと言えるでしょう。

腸脛靭帯炎の原因は、ランニング時の下肢アライメントや、ランニングフォーム、大腿の筋肉の柔軟性の低下です。したがって、下肢のアライメントを修正したり、ランニングフォームの見直し・修正をしたり、筋肉の柔軟性を獲得することが治療法となります。