
母指球や指の付け根にできるマメの本当の原因と対策
マメの正体は「火傷」?
足の裏のマメは、医学的には
**「外傷性水泡(がいしょうせいすいほう)」**と呼ばれます。
これは、シューズと皮膚の摩擦によって生じる、
火傷のような症状です。
足の裏にマメができやすい人の特徴
足の裏には、3つのアーチがあります。
その中でも、親指の付け根から小指の付け根を結ぶ横方向のアーチを「水平アーチ」と呼びます。

このページでは、
この**水平アーチの崩れによって生まれる「足裏のマメ」**について解説します。
対象となるのは、以下のようなマメです:
-
親指の付け根の少し内側
- 人差し指、中指の付け根
-
小指の付け根の外側
-
前足部(足の指の付け根周辺)

水平アーチが崩れると、「圧の集中」が生まれます。
足の裏には「水平アーチ」と呼ばれる、
親指の付け根と小指の付け根を結ぶ横方向の橋のような構造があります。
下の写真をご覧ください。
これは、同じ一人の方の足です。
右足と左足、それぞれ同じ状態で、足の水平アーチの様子を写しています。
足の指を反らしたとき、本来のアーチが保たれていれば──
赤いラインのように、足の付け根の並びは**まっすぐ(平ら)**になります。

ところが、
足裏にマメ、魚の目ができやすい左足を見てみると──

このように、不自然な“盛り上がり”=凸部が見られます。
これは、荷重が一部に集中しているサインです。アーチがカーブを描き、中央が盛り上がり、
前足部に「凸部(圧の集中点)」ができてしまっている状態です。
この凸部に荷重が集中すると、
マメができやすくなります。
凸部はどうしてできるのか?
足の裏にできる凸部(とつぶ)──
私たちは当初、「トゥーアウト(つま先が外を向く状態)」などのアライメント不良が主な原因だと考えていました。
👉️アライメントとは
足の向きや軸の乱れが、歩行やランニングにおける足の動きの仕組みそのものを狂わせ、
その結果、特定の部位に圧が集中し、凸部が生まれ、マメができる──
そういったメカニズムで説明がつくと考えていたのです。
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そして凸部はどうすれば無くなるのか?
実際に、足首のアライメントを整えると、足の裏の凸部はなくなります。

ですから、足の向きや軸の乱れが、歩行やランニング動作の仕組みを狂わせ、
結果として「圧の集中=凸部」が生まれマメができるそう考えていました。

しかし、研究を重ねるうちに、ある疑問にぶつかりました。
なんで、足のアライメントが狂うのか?そんな話です。
そして、靴下の問題にたどり着きました。
凸部ができる靴下は、マメができやすい靴下です。
まず、こちらの写真をご覧ください。
外反母趾の方の足です。
→ 水平アーチがきれいに保たれ、足裏はフラット。かかともまっすぐに上がっています。

一般的な靴下を履いた状態
→ 水平アーチが崩れ、前足部に“凸部”が出現。かかとは斜めに上がり、足の裏に凸部を作っているのが分かります。

この変化は、マメ・タコ・魚の目といった皮膚の問題だけでなく、
外反母趾、内反小趾、足底筋膜炎、さらには膝や腰の痛みまで引き起こす根本原因となり得ます。
なぜなら、水平アーチの崩れによって荷重が一点に集中し、
動作時に**“正しいあおり運動”が阻害される**からです。
ですから、
水平アーチを支え、指の自然な動きを妨げない構造の靴下を作る必要がありました。
それがラクちんソックスです。

外反母趾だから仕方がない?
アーチが崩れてるから仕方がない?
足の裏にマメができる原因を検索すると、
たいていこう書かれています:
-
足のアーチが崩れているから
-
外反母趾や内反小趾があるから
-
歩き方が悪いから
そんな理由が多く出てきます。
では、外反母趾がある人は、足の裏のトラブルは仕方がないことでしょうか?
素足だと真っ直ぐ上がる踵(かかと)が、靴下を履くと斜めにあがる。
小指を潰し、親指を捻じるこの動きが、外反母趾や内反小趾を作り、
足の裏のアーチを壊し、歩行の仕組みを狂わせるとしたら、

誰かがやらなければいけないこと
誰かがやらなければいけないこと…・
そんな想いでこの靴下を作りました。

しゃがんだときも、足の裏に凸部を作りにくい構造です。

走るときも同じです。
足裏のマメを防ぐ!誰でもできる正しい対策とは?
まず最初に確認していただきたいのは、
**「今、あなたが履いている靴下」**です。
🧪 今すぐできる、簡単セルフチェック
安心してください。
これはたった1分でできる簡単な検査です。
👉️足に不安があるときは、まず靴下の性能を確認してみてください
もしかするとその靴下は──
✔ 足裏に凸部をつくり、
✔ 荷重が偏る原因となり、
✔ 将来的に足を壊すリスクを抱えているかもしれません。
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