五本指ソックスで走ることの知っておくべきリスク


ご存知ですか?!

 

ご存知でしょうか?


靴下の違いだけで、片足立ちのバランスはここまで変わります。

 

 

 

中学生の陸上部の練習

 

なぜ?五本指ソックスを使うと片足立ちが安定しないのか?

足のアーチに影響を及ぼしたからです。

 

👉️👉️五本指ソックスを履いただけでアーチが落ちた理由│検証と解説

この小さな違いが、実はどれほど危険なのか──解説してみます。


 

 

 

「そんな細かいことまで気にしていられない」


そう言われることも、たしかにあります。

 

 

しかし──
ランニングの痛みの多くは、“細かいこと”の積み重ねから生まれるものです。

 

 

【キロ4分で走行中の体の傾きの計測の様子】

 

まぼろし工房の靴下は、

「五本指なら、たぶん踏ん張れるだろう」

 

そんな思い込みを疑い、

実測データに基づいて作っています。

 

 

 

 

 

 

 

片足+つま先立ちで7秒間静止した様子です。


 

五本指ソックスを使うと、素足よりも傾きました。

 

 

 

 

 

 

このわずかな違いが「走ったとき」には、
膝のねじれとなって現れ、半月板や靱帯の損傷につながることがあります。

 

 

 

 

 

 

一番の問題は、その重大さに、多くの人がまだ気づいていないことです。


 

 


レース用の五本指ソックスの症例です。


五本指ソックスを使うと、つま先立ちをしたときに外に傾くことがよくあります。

 

片足立ちで外に傾く靴下で走ると

 

蹴り出すときに体が真っ直ぐにあがりません。


 

 

蹴り出しが曲がったときに発生するリスクは

足底筋膜炎、中足骨骨折、腸脛靭帯の張り・硬さ、外反母趾などがあります。

 

👉️【まっすぐに蹴り出せる条件】走りの軸がブレない靴下を。

 

 

 

 

蹴り出しが曲がれば…

 

当然のように空中姿勢も曲がります。


 

 

この時のリスクは、

 

腸脛靱帯炎、ハムストリングの肉離れ、腰椎分離症、中殿筋の張り・硬さです。

ランニングフォームで、腕振りがおかしくなるのは、体が傾いているからです。

 

👉️他の靴下と何が違うの?

 

 

 

 

空中姿勢が曲がれば着地も曲がります。


 

空中姿勢が崩れると、 

足を着く位置が狂います。

 

この時のリスクは、

半月板損傷、シンスプリント、鵞足炎、腸脛靱帯炎、膝の裏の痛み、中殿筋の張り・硬さです。

 

着地のときに、体が傾いても立っていられるのは、

 

足の関節の何処かが過度に捻られているからです。

 

 


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