ご存知ですか?!
ご存知でしょうか?
靴下の違いだけで、片足立ちのバランスはここまで変わります。

この小さな違いが、実はどれほど危険なのか──解説してみます。
「そんな細かいことまで気にしていられない」

そう言われることも、たしかにあります。
しかし──
ランニングの痛みの多くは、“細かいこと”の積み重ねから生まれるものです。
【キロ4分で走行中の体の傾きの計測の様子】

まぼろし工房の靴下は、
「五本指なら、たぶん踏ん張れるだろう」
そんな思い込みを疑い、
実測データに基づいて作っています。
片足+つま先立ちで7秒間静止した様子です。
五本指ソックスを使うと、素足よりも傾きました。

このわずかな違いが「走ったとき」には、
膝のねじれとなって現れ、半月板や靱帯の損傷につながることがあります。

一番の問題は、その重大さに、多くの人がまだ気づいていないことです。

レース用の五本指ソックスの症例です。
五本指ソックスを使うと、つま先立ちをしたときに外に傾くことがよくあります。
片足立ちで外に傾く靴下で走ると

蹴り出すときに体が真っ直ぐにあがりません。

当然のように空中姿勢も曲がります。

空中姿勢が曲がれば着地も曲がります。
空中姿勢が崩れると、
足を着く位置が狂います。

この時のリスクは、
半月板損傷、シンスプリント、鵞足炎、腸脛靱帯炎、膝の裏の痛み、中殿筋の張り・硬さです。
着地のときに、体が傾いても立っていられるのは、
足の関節の何処かが過度に捻られているからです。

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