ニーイン・トゥーアウトとは(knee in tue out)
knee in, toe out(ニーイン・トゥーアウト)」というのは、
歩いたり走ったりするときに起きるフォームの崩れの一種です。
基本的にはスポーツや歩行などの動作の中で起こってしまう動的アライメントを表現する用語の一つです。
💡意味を分解すると…

knee in(ニーイン):
膝が内側に入る(内側に崩れる)動き。
→ X脚のような状態。
→ 股関節や足首のアライメントが乱れて起きやすい。
toe out(トゥーアウト):
つま先が外側に向く動き。
→ ペンギン歩きのような方向。
→ 外反母趾や足のアーチ低下がある人に多い。
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⚠️ 何が問題なの?
例えば下の写真がニーイン・トゥーアウト(Knee in/tue out)といいます。

靴下の違いだけでも、ニーイン・トゥーアウトは発生します。
ニーイン・トゥーアウトの原因は、
・内転筋の硬さ
・中殿筋が弱い
そんなことが、よく言われますが、
素足だと異常がないのに、
五本指ソックスを履くだけで、
ニーイントゥーアウトが出ることもあります。

靴が悪くてもニーイン・トーアウトは発生します。
靴を履かないときは問題がないのに、靴を履いてしゃがむとニーイントゥーアウトが発生することがあります。
この場合、靴に問題があります。


ニーイントゥーアウトを正しく直すために。
インターネットの情報に惑わされずに、段階的に検査をしましょう。

ラクちんソックスは、靴の影響を受けにくい靴下です



ニーイン・トゥアウトとスポーツ障害・外傷の関連性
膝が中に入る(ニー・イン)の状態は、前十字・後十字靭帯や、内側側副靭帯にストレスを与えるだけでなく、
肉離れなどの痛みの原因になります。

膝が中に入って着底したときの膝関節の状態を模型で説明します。
●膝が中に入る事によって前十字靭帯は引き伸ばされます。

●膝が中に入ることによって、内側側副靭帯は引き伸ばされます。

ニーイン・トゥーアウトを引き起こす誘因
ニーイン・トゥーアウトを大きく分けると1と2があります。
1)静止しているときにニーイン・トゥーアウトが起きているもの(ミクリッツ線の乱れ)
2)静止しているときは問題がないが、走るとニーイン・トゥーアウトが発生するもの
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